官公庁

官公庁で事務職として働く吃音者「池田さん(仮名)」へのインタビュー

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 177
業種 官公庁(以前製造業)
その他業種
職種 事務職
その他職種
具体的仕事 社会教育担当(以前、小麦粉の成分分析)
就職活動時の吃音 やや軽い
現在の吃音 やや軽い
Q2 吃症状について説明など 会話では他の人からは吃音と分からない程度だが、朗読するとかなりの難発
就職活動の苦労 非常に苦労した
Q3 就職活動についての説明等 自分が本当にやりたい職種を最初からあきらめてしまった
仕事に就いてからの吃音による苦労 すこし苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 電話、会議の進行などで、自分との戦い(逃げたい気持ちと、後の落ち込み)
感想・アドバイス等 「吃音のために諦める」これは自分の人生を考えると後悔することが多い。
記入年月日 2006/5/5

官公庁で管理職として働く吃音者「村上さん(仮名)」へのインタビュー

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 178
業種 官公庁
職種 管理職
具体的仕事 行政事務
就職活動時の吃音 やや重い
現在の吃音 軽い
Q2 吃症状について説明など
就職活動の苦労 少し苦労
Q3 就職活動についての説明等
仕事に就いてからの吃音による苦労 すこし苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 人前で話すとき、不安である
感想・アドバイス等
記入年月日 2006/5/6

官公庁で市会議員として働く吃音者「松田さん(仮名)」へのインタビュー

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 191
業種 官公庁(以前、飲食業)
職種 市会議員
具体的仕事 選挙演説や議会での質問などをします。(以前、飲食店経営)
就職活動時の吃音 やや重い
現在の吃音 やや軽い
Q2 吃症状について説明など 人の名前の中で、タ行の方などは、詰まることがある。田中、、、寺田、 寺村、田寺などは言いにくい。
就職活動の苦労 あまり苦労しなかった
Q3 就職活動についての説明等 中学を卒業し、工員として就職したので、特に喋る機会はなかったが、解らないことを、先輩に質問をする時などは、困った。
仕事に就いてからの吃音による苦労 ふつう
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 カラオケなどで歌を歌い、人前に出ることに慣れることから始めて、抑揚を付けるように意識をして話すようにしている。
感想・アドバイス等 選挙演説などは、大声で大きな口を開けて喋るので、詰まるところでは、空気を一杯吸い込み、間を取って話すようにしている。たとえば、「みなさん」「私は」「○○党の」「まるまる太郎でございます」のように、単語を一つ、一つ、切るようにして、その間に、息継ぎをしています。一気にはなそうとすると、息が続かなくなり余計どもることがある。
記入年月日 2006/6/3

官公庁で事務職として働く吃音者「藤原さん(仮名)」へのインタビュー

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番号 206
業種 官公庁
職種 事務職
具体的仕事 捜査、法律関係の文書作成、事務連絡など。
就職活動時の吃音 軽い
現在の吃音 軽い
Q2 吃症状について説明など 特定の母音だけがどもります。普通に話すときは言い換えが結構上手にいっているので他の人から見ると普通に話しているように見えますが、苦手が母音で始まる、言い換えのできない固有名詞等が出てくるとどもります。そのため、普通にしゃべれると思って聞いている人は返ってびっくりしてしまうことがあります。
就職活動の苦労 少し苦労
Q3 就職活動についての説明等 面接官や、就職先の担当者に向けて質問をしなければいけない時に、ひどくどもってしまい、失笑をかったことがあります。就職できたところの面接は比較的スムーズに話ができ、問題はありませんでした。
仕事に就いてからの吃音による苦労 非常に苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 電話、放送をしなければいけない時が一番苦労しました。電話では、開き直ってどうどうとどもりつつ話をしています。放送は注意されても言い換えたりしていましたが、ひどくどもった時は上司から「緊張したのか」と言われました。仕事上の通常会話についてはさほど問題はありませんが、上記のとおり、固有名詞が必要な場合が苦労します。私のまわりの人はそれとなく私が特定の言語にどもっていると気づいていると思いますが、みなさほど気にしていないようです。私自身もあまり気にすることなく仕事をするように務めています。
感想・アドバイス等 現在私は普通の人と同じような仕事をしています。そのため、普通の人がする以上のことをさせられることがたまにあります。それは放送や、発表などです。もちろん、恐怖感との戦いですが、やるしかないと思ってやっています。変な目、影で何か言われているような感じが、その際にあったとしても無視することにしています。吃音はときおりでますが、根性でなんとか乗り切っています。多分、私の身の回りの人は私は吃音というより「変わったしゃべり方をときどきする」程度に見ているようです。そのためか、私自身は吃音に対してプレッシャーを感じることが少なくなりました。もちろん、電話の際は困るときはありますが、「あのー」だの「えーと」だの言いながらごまかしていると、相手が私の代わりに言ってくれることもあります。要するに回りに助けられながらそれなりに毎日過ごしているという感じです。ですから就職に極端に恐怖感を抱かず、飛び込んでほしいと思います。いざ、本当に出来ないと思ったときは上司に相談すれば大丈夫だと思います。私自身は、吃音に負けたくないとの変な負けん気から、周りに何も言わず、危険な場に挑んでいますが、これからもがんばっていきたいと思っています。
記入年月日 2007/1/11

官公庁で事務職 (仕事経歴:製造業。防犯関係機械の製造。外部の人と話すことの少ないところでした。黙々と組み立てをしていましたので、吃音ということから考えると楽でした。)として働く吃音者「中野さん(仮名)」へのインタビュー

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番号 209
業種 官公庁
職種 事務職(仕事経歴:製造業。防犯関係機械の製造。外部の人と話すことの少ないところでした。黙々と組み立てをしていましたので、吃音ということから考えると楽でした。)
具体的仕事 経理事務
就職活動時の吃音 ふつう
現在の吃音 ふつう
Q2 吃症状について説明など  物心ついたころから、どもっていました。初めはまったく気にしていなかったんですが、親とか周りが「ゆっくり話しなさい。」と言われ出し気にし出すと、ますますどもり、結局難発になってしまいました。 一度、中学生のころに昔どもっていた先生が発声練習をしていただき、直ったのをおぼえています。でも高校に入り英語の時間のリーダーがきっかけで、再びどもり出し今に至っています。 人と話すことは好きです。でも私の名前の"き"が言えないので、奇異な目で見られたことは、いっぱいあります。 昔は、どもりさえ直れば全く違う世界が広がる。なんて思い、直すことに重きを置いていましたが、今は気にしないように心がけています。
就職活動の苦労 あまり苦労しなかった
Q3 就職活動についての説明等 吃音があることが就職への足かせにもなっていましたから、ペーパー試験重視の公務員試験を受けれるだけ受けました。面接は、結構どもりましたが結果としては合格し、数場所から声が掛かりましたが、最初に採用となった今の勤め先に決めました。後で分かることなんですが、本人が思っているほど採用者は吃音にこだわっていないということです。
仕事に就いてからの吃音による苦労 非常に苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 私は難発の吃音なんです。みなさんもそうであると思いますが、緊張するとひどくなるんですよね。ですから初めのころは知らない人ばかりでどもっていました。初めに就いた部署が業務で公務員といえ、外部との接触の多いところでした。私の公務員像といえば事務を黙々とこなしていればよく、あまり話さなくて良いのだと思っていました。ですから実際は随分違っていました。 仕事でも電話がダメでしたね。というより今でもだめです。取るのはまだ良いのですがかけるのがダメです。名前が言えないんですよね。でも私のことが相手に分かってもらえてからは、ほぼ通常の話ができます。/いまでも、電話をかけるのは、おっくうになります。でも、かけないといけないときはどもりながらも電話。してます。電話のいけないところは、私のような難発の人は相手が困惑することです。それがわかると、こちらも余計に焦ってしまい、ますます出なくなるんでよね。/ そろそろ、年齢的にも次のステージを考えないといけない世代なってきて少し悩んでいます。
感想・アドバイス等  就職時の欄にも書いたことですが、人は自分が思っているほど吃音を気にしていないってことです。このことを早く気が付く事で世界が広がると思います。(こういう気持ちの方なら、これを読んでいないでしょうね。)えらそうなことを言っている私も、まだまだ気にしているんですが。でも若いころに比べると、かなり意識は低くなっています。それに、初対面の人に吃音を出していると相手へ私の印象を強く植えつけられるので、仕事とかでプラスに働くこともあるかと思います。 学生のころ、就職に対する不安はものすごくありました。でも、今流行っているような引きこもりのような逃げには走りたくはありませんでした。負けん気が強いんでしょうね。だから、吃音で蔑まれるのが嫌で何事に対してでも一生懸命だったんでしょうね。吃音者の方って私のような性格の人が多いのではないでしょうか。 最近は、公私ともにOA化が進みメールが一般的になっていますよね。これって吃音者にとっては凄く助かります。私が就職したときは意思伝達は電話が主でしたから随分と悩まされたものでした。ですから、私のように事務職の公務員なら少々思い方でも就職しても大丈夫だと思います。入ってから慣れてきたら良くなっていくと思います。
記入年月日 2007/4/13

官公庁で事務職として働く吃音者「太田さん(仮名)」へのインタビュー

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 211
業種 官公庁
職種 事務職
具体的仕事 郵政公社(郵便局集配営業課職員) (建設業、製造業の経験もあり:窯業関係。研究所で主に原料、製品の分析を担当(3年)。その後退職し、大手建設会社の建設現場で監督助手を2年経験。)
就職活動時の吃音 やや軽い
現在の吃音 やや軽い
Q2 吃症状について説明など 普段の生活では殆ど困らない。電話、公式な場での緊張による難発がある。郵便局の配達業務において、速達と書留および相手の名前が出にくいことがあるので、無理に出そうとせず、出ない場合は省略したりしている。
就職活動の苦労 少し苦労
Q3 就職活動についての説明等 最初の会社に入社する時、技術職として採用されるので、吃音は大して心配ないだろうと予想していたが、電話での業者とのやりとり、朝礼でのスピーチ、連絡・報告などさまざまな機会に不安が高まった。言友会に入る前のことで、誰にも相談できず、また不安な気持ちをコントロールできず病院の診断書を持って、休職することになった。結局、周りから引き止められたが退職した。入社時の面接では、面接官に答えるだけのことで、余り緊張することもなく合格することができたが、入社後、吃音を出していくのではなく、隠そうという気持ちが強かったために、逃げるような形で辞めざるを得なかったのは、辛い思い出として残っている。
仕事に就いてからの吃音による苦労 非常に苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 上記と重複するが、吃音に対するスタンスがあいまいで、逃げの気持ちが強かったために、毎日が不安で緊張の連続だったような気がする。先輩の職員に吃音のある人がいたが、相談しようとしなかった。ただ、どうどうと吃音を出している姿が何か羨ましくもあり、隠そうと思えば隠せる自分がまだマシのように思う反面、自分が情けないなあとか、卑怯だなあとかいう思いが交錯していた。
感想・アドバイス等 余り話さないで済む仕事をという思いで、現在の仕事に就いているが、どの仕事でもコミュニケーションの手段として言葉は不可欠なものであるということを再認識させられている。言友会に入り、大勢の吃音者と共に活動することで、私みたいに逃げるのではなく、勇敢に前に進んでいく人の存在を数多く知り、自分の中の負の部分に大きな影響を与えてくれたと思う。
記入年月日 2007/5/29

官公庁で技術職として働く吃音者「金子さん(仮名)」へのインタビュー

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 222
業種 官公庁
職種 技術職
具体的仕事 農業大学校教授
就職活動時の吃音 ふつう
現在の吃音 やや軽い
Q2 吃症状について説明など 緊張する場面で吃音が出る。事前に原稿を準備して話すと案外と良い。
就職活動の苦労 あまり苦労しなかった
Q3 就職活動についての説明等 初めての就職試験で合格したので、悩むまでには至らなかった。
仕事に就いてからの吃音による苦労 すこし苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 電話で声が出にくい時は、冷や汗が出る気分でした。
感想・アドバイス等 技術系の仕事は話すことが少ないと考えて選んだが、社会に出ると必ずコミュニケーションが必要となってくるようです。話すことを紙に書いて、繰り返し練習すると良いようです。それを何年も繰り返していくと、通常の仕事はできるようになります。慣れるまでは吃音が強く出て、恥ずかしい思いをするでしょうが、神様が与えた試練と思って乗り越えて下さい。
記入年月日 2008/8/10

官公庁で事務職として働く吃音者「山本さん(仮名)」へのインタビュー

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 149
業種 官公庁(これまでの職歴は農業 製造業 サービス業 福祉施設 塾経営など)
職種 事務職
具体的仕事 公共職業安定所において求職者に対してキャリアコンサルティング。
就職活動時の吃音 やや軽い
現在の吃音 やや軽い
Q2 吃症状について説明など はじめの言葉が出づらい、とくにカ行、タ行。でもどもりって重い、軽いっていっても比較基準を決めることが難しいと思う。「自分がどもり」かどうか思っているか、いないかで、その苦しみはそれぞれ大変ではないかな?と思う。ただ、治したい気持ちはどもりの方々、皆共通ではないかと思う。
就職活動の苦労 あまり苦労しなかった
Q3 就職活動についての説明等 意識的に人と接する職業から避けていたため。
仕事に就いてからの吃音による苦労 あまり苦労しなかった
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 とにかく、どもりであることが、他人にバレないようにことばを使用していた。
感想・アドバイス等 まずやってみる。それが一番と思っている。
記入年月日 2006/1/12

官公庁で事務職として働く吃音者「石田さん(仮名)」へのインタビュー

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 246
業種 官公庁
職種 事務職
具体的仕事 大学(旧国立大学)において卒業生むけのイベントを企画実施。進行司会あり。会議での資料説明あり。(経歴)・公務員として、水道・教育・生活・文化に関る行政事務・第二の職場で、高校生向け予備校・塾の資料管理・自習室監督業務
就職活動時の吃音 ふつう
現在の吃音 ふつう
Q2 吃症状について説明など ・難発性。そのときの状況によって上手くいくときもあれば、上手くいかないときもある。通常の会話はあまり不自由はない。・会議での発表・説明などがにがて。・小中学校時代は、「本読み」がだめだった。・いまは、第三の仕事で気楽にやっているが、資料説明などがあり、依然として苦労している。
就職活動の苦労 ふつう
Q3 就職活動についての説明等 やはり、喋る仕事は敬遠していた。公務員を希望してなれたのだが、それなりの苦労や失敗はあったが、やはり、公務員でよかったと思う。まず、絶対に首にならない。いろいろな仕事があり、自分にあった仕事にある程度つける。
仕事に就いてからの吃音による苦労 すこし苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 電話—しかし、これも、自分なりの工夫で、何度もやっているうちに、出るようになるものです。ただ、最初のうちは苦しい。これをいかに乗り切るか、です。
感想・アドバイス等 上に書いたとおりです。あきらめずに、自分なりの工夫をして、「改善」の努力を怠らないことです。「言友会」のような仲間作りをして、自分の位置を確かめ、励ましあうことがいいと思います。
記入年月日 2011/5/15

官公庁で事務職として働く吃音者「加藤さん(仮名)」へのインタビュー

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 155
業種 官公庁
職種 事務職
具体的仕事 官公庁であるため、ほぼ毎年のように異動があり、様々な仕事を経験した。具体的には、議会担当、公有財産の売却、金融機関の検査、地域経済状況の調査、国際会議の仕切りなど。今年(2006年)6月からは、海外勤務の予定。
就職活動時の吃音 ふつう
現在の吃音 ふつう
Q2 吃症状について説明など 電話や少人数での会話であれば、ほとんど吃らない(実際には多少、ひっかかってはいるのだがあまり気にしないでいられる)。雑談であっても、緊張する場面(就職面接や上司への報告など)でも少人数でさえあれば大丈夫なので、就職面接ではあまり苦労はしなかった。/ただし、大勢の前だとプレゼンや研究発表ばかりでなく、言友会における自己紹介程度でも(自分では緊張している気はないのだが)吃ってしまう。
就職活動の苦労 あまり苦労しなかった
Q3 就職活動についての説明等 学生時代が長く26歳で就職活動を行ったため、最初から公務員一本に絞っていた。公務員試験はペーパーテストの後「官庁訪問」と呼ばれる面接で採用が決まるのだが、中央官庁の場合は面接というよりも「職員と話をする」という雰囲気であるため、「少人数であれば吃らない」という自分の吃音症状がうまく働いて、(第一希望ではないが)就職することが出来た。一連の就職活動の中で一番吃ったのが、内々定の後の同期同士の自己紹介の場だったことは良く覚えている。
仕事に就いてからの吃音による苦労 あまり苦労しなかった
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 まだポストが低いため、大勢の人の前で話すことは少なく、あまり吃らずに仕事はこなせている。ただ、職場の人間には「吃る」ことはバレバレであるが。職場がかなり忙しく、また、良くも悪くも人間関係が濃密になりやすい環境であるため、意識的にではないが「嫌われない自分」を目指しており、おおむね成功しているように思える。
感想・アドバイス等 職場の雰囲気は、一般の人が「公務員」に抱くイメージとは異なり、体育会系である。「打って出る」や「向かい傷」、「気合い」という言葉が飛び交い、「誰も自分の前に立って庇ってくれることは無いが、後押しであればいくらでもしてくれる」、「積極的に動いた結果での失敗であればいくらでもカバーしてくれる」というありがたい環境の中で、かなり自分勝手に仕事をさせてもらえるので今の職場は気に入っている。若い人へのアドバイスであるが、「喋らなくても良い仕事」は確かに存在しないが、「喋ること」の上手い・下手が評価に影響する仕事とそうでない仕事というのは確実に存在する。「あまり喋らなくて良いと思い、工場勤務を希望したが朝の『安全唱和』で苦労している」という話を聞くことがあるが、「安全唱和」の時に吃ってもそれが仕事の評価に直結することは少ないだろう。はっきり言ってしまうと、そのような職種では吃音でクビになるということはなく、(羞恥心さえ捨てれば)生活の糧を得るという意味では安泰だと思う。逆に、「吃音が直接、評価・失敗に結びつく仕事」はやめておいた方が良いと思う。例えば、ホテルマンやデパートの店員などは厳しいのではないか。客はホテルやデパートの雰囲気を楽しみに来ているのあって、(それをぶち壊しにする可能性のある)吃音者は、やはりふさわしくないのではないか。
記入年月日 2006/4/12