マスコミ

マスコミで技術職として働く吃音者「横山さん(仮名)」へのインタビュー

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 10
業種 マスコミ
職種 技術職
具体的仕事 マックによる広告の制作
就職活動時の吃音 ふつう
現在の吃音 ふつう
Q2 吃症状について説明など 電話・自己紹介などで名前・会社名などが出にくい。/母音で始まる言葉が出にくい。
就職活動の苦労 全く苦労しなかった
Q3 就職活動についての説明等 履歴書があったので自分の名前を言わないですんだ。
仕事に就いてからの吃音による苦労 すこし苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 電話で会社名が言えないため、わざわざ出向いた。病気になったとき、電話で名前が言えないため、無断欠勤した。電話をするとき、吃音がばれないようにわざわざ誰もいない部屋に行ってかけた。
仕事についての感想、アドバイスなど あまり話さなくて良いので吃音者には向いている。
記入年月日 2003/1/27

マスコミで専門職として働く吃音者「丸山さん(仮名)」へのインタビュー

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 17
業種 マスコミ
職種 専門職
具体的仕事 業界新聞発行に関する一般。取材、原稿書き、紙面割り付け、校正。取材先とスポンサーが重なるのでたまに営業も。
就職活動時の吃音 やや重い
現在の吃音 ふつう
Q2 吃症状について説明など 物心付いた時から吃っている。不得意な発音があるので、場面にかかわらず吃る時は吃る。会話や電話で、必ず言わなければならない言葉があると無言で何秒間かやり過ごすことがある。普段の日常会話では、できるだけ言い換えるので、ボキャブラリーも増えてそう不便ではない。
就職活動の苦労 少し苦労
Q3 就職活動についての説明等 就職活動をするまで電話などはさけていたタイプなので、あらゆる行為が自分にとって新しい作業であった。個人面接ではそうでもないのだが、集団面接で順番にこたえていく方式と何分以内に自己PRというのが苦手であった。全く声が出なかったこともある。どもりであることを公表したことも多々ある。
仕事に就いてからの吃音による苦労 すこし苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 電話の対応は特別に訓練させられた。また、営業に向いてないというイメージを最初の印象から抱かれた。言葉を伴う作業をする前に躊躇する時間があるので効率的でない、消極的になる、などのデメリットがある。
仕事についての感想、アドバイスなど 26歳で初めて就いた職業である。環境になれるのは遅いタイプだが、職場内でのポジション取りが比較的上手くできたので今のところ苦痛に感じるところはない。まず、パソコンに詳しかったことで重宝されたことが大きかった。自分をひとつの製品とみなして、その仕様書、取扱説明書を描けるようになること。自分の中で付加価値が付いている箇所はどこなのか理解し、そこを伸ばすしかないと思う。吃音はどうしようもない。吃るしかない。立ち直りに要する期間を短くする努力のみ。症状は我関せずでいく。
記入年月日 2003/1/28

マスコミで作家として働く吃音者「久保さん(仮名)」へのインタビュー

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 134
業種 マスコミ
職種 作家
具体的仕事 基本的に在宅で原稿執筆。緊急時には電話連絡が必須ですが、基本的には日頃の連絡から原稿の受け渡しまで、全てメールで行ないます。出版社へ直接出向いての打ち合わせもあります。
就職活動時の吃音 やや重い
現在の吃音 やや重い
Q2 吃症状について説明など
就職活動の苦労 少し苦労
Q3 就職活動についての説明等
仕事に就いてからの吃音による苦労 あまり苦労しなかった
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 仕事柄、初対面の人と会うことが非常に多いです。しかも、たいがいは興味深々なまなざしで見られてしまうので、かなり緊張します。それでも、吃音が直接仕事や人間関係に結びつくことはほとんどないので、苦労はしてないと思います。
感想・アドバイス等 吃音を武器にする位の気持ちが必要だと思います。普段は確かに一人で仕事をしているように見えますが、人と出会わなければ決して仕事は成立しないし、常にその背後ではたくさんの人間が動いているのです。
記入年月日 2005/6/3

マスコミで営業として働く吃音者「水野さん(仮名)」へのインタビュー

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 190
業種 マスコミ
職種 営業
具体的仕事 イベントの構築、営業支援のためのデータ調査など
就職活動時の吃音 重い
現在の吃音 ふつう
Q2 吃症状について説明など 何発性で連発性も併せ持つ。社名、自分の名/がなかなか発生できない。そのため以前は営/業職にいたが、願いを出して今の職場に異動/させてもらいました。日常においても自分の/名前がなかなか発生できません。
就職活動の苦労 非常に苦労した
Q3 就職活動についての説明等 就職氷河期といわれはじめた頃に就職活動を始めたので吃音は常に悩みの元でした。ただ、自分の性格を鑑み、民間ではうまく仕事できないと思い、公務員試験に専念した分、民間企業訪問&面接は友人よりはかなり数少なかったと思います。その分、嫌な思いはせずに済んだと思います。
仕事に就いてからの吃音による苦労 非常に苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 入社1年目は「緊張しているのだろう?」と言われましたが2・3年目になっては「いいかげん、きちんと名乗れ」とかなり私にとってはつらく・キツイことを言われました。仕事何回もやめようと思いました。自殺を考えたことも何回もあります。そんなとき、いつも妻が支えてくれました。営業職から今の職場に異動願いを出したのも、自殺しようと思い、死に切れず、妻と相談しての大決断でした。
感想・アドバイス等 今の仕事はイベント構築でむしろ営業職にいたころよりはこのような機会は増えました。しかし日常的に「無理に」話すことは減りました。変な表現ですが、話すこと(特に直接お客と会って)機会が減り、メリハリがついたことが良かったと思われます。吃音は職場の皆も承知していますが、肝心なときに「どもらない」ことも幸いしているのかもしれません。吃音のことでとやかく言われない、自分で「吃音」をあまり意識しない、など非常にポジティブになったと思います。吃音の状態にもよりますが、「吃音」も自分の特性だと割り切れるようになること、「吃音でもいいじゃないか」というカミングアウトも大事かなと思います。吃音の治療法が無いゆえ、このように吃音を捉え、前向きに生きてゆくしかないのではと思います。
記入年月日 2006/5/29