コンピュータソフト業で技術職として働く吃音者「野口さん(仮名)」へのインタビュー

脳科学で吃音を治されたあの「吃音モンキーさんのサイト」です。 どもりを改善するのに有益な情報がたくさんあります。 吃音をどうにかしたい!って方はここらへんの記事が参考になります。 ↓記事はここから↓

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

14

番号 24
業種 コンピュータソフト
職種 技術職
具体的仕事 ファームウェアの開発、評価
就職活動時の吃音 重い
現在の吃音 ふつう
Q2 吃症状について説明など 難発性の吃音。/緊張の度合いと無関係にどもる。数ヶ月から1年単位くらいで症状の波がある。/ただし、元来しゃべり好きらしいことと、どもることを気にしても仕方ないという思いから、それほどコンプレックスと思っていない。あるいは思わないようにしている。
就職活動の苦労 非常に苦労した
Q3 就職活動についての説明等 比較的就職難とされる時期の就職活動で、面接でかなり落ちた。就職活動の時期は症状が重く、面接以前に受付で、名前・学校名が言えない、随伴運動に頼る、面接のことが頭をよぎるだけで身体症状が現れるといった状態だったため、大変苦痛だった。面接者からは、吃音ではなく、ひどく緊張しているように思われることが多かったようなので、緊張症と思われないように、笑顔で話したり余裕をもって話すように心がけた(つもり)。入社した会社の人事から1次面接後に、「大変緊張していたようだが、言っている内容は納得のできるものなので、2次面接ではあまり緊張せずがんばってほしい」という内容のメールをもらった。このメールに対して、「実は吃音があるのです」という雰囲気にならないように気をつけつつ、吃音があることに触れて返信をしてから2次試験に臨んだ。自分の吃音がマイナス印象を与えるのではないかという不安と、それを払拭ないければという気持ちが、緊張をまねくのではないかと思うが、あらかじめ吃音であることがマイナスにならないこと、むしろよい面もあることなど無理にでもメールに書いて送っていたので、割と気楽に面接を受けられたと思う。
仕事に就いてからの吃音による苦労 あまり苦労しなかった
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 「あまり苦労しなかった」を選択したが、まだ苦労するような場面が立場上少ないだけかとも思う。一番苦労したのは入社直後の集合教育で来客応対のロールプレイなどをしたときで、教育担当者が気をつかっているように感じられたときはかなり悔しい思いもした。配属後の電話は調子の悪い時期は非常に苦痛であるものの、自分なりの「こうすれば言える」という方法を見つけてしまえば楽。質問などする際、ときにあせるあまりいつまでもつまっていると、はずかしいとか申し訳ないという思いになるが、苦労はその程度である。
仕事についての感想、アドバイスなど 仕事をする上でも、職場の人間関係を円滑にする上でも、話をすることはどんな仕事でも求められる。また、アナウンサーなどよほど特殊な職業でない限り、吃音ゆえにできないという仕事はないと思う。吃音のない人が発表、発言、面接で「え~」とか「あの~」など頻繁に挿入したり同じことを何度も繰り返したりするより、自分が慎重にゆっくり話したほうが相手に伝わる、という自信とその根拠となるものを身に付けてるべきだと思う。就職活動においては、入社後徐々にばけの皮がはがれてくるものなのだから、面接は地で臨んだほうが得。地で話して合うところを探す、吃音に理解を示そうとしないような会社はこちらからお断り、というくらいの意気込みであたってみてください。
記入年月日 2003/2/2

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*