サービス業で事務職として働く吃音者「上田さん(仮名)」へのインタビュー

脳科学で吃音を治されたあの「吃音モンキーさんのサイト」です。 どもりを改善するのに有益な情報がたくさんあります。 吃音をどうにかしたい!って方はここらへんの記事が参考になります。 ↓記事はここから↓

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 204
業種 サービス業
職種 事務職
具体的仕事 PC入力事務(金融・証券業で、経理・庶務業務の経験あり)
現在の吃音 軽い
Q2 吃症状について説明など 第一音が出ない。特定の音が出ない。電話で自分の苗字が言えない。自己紹介ができない。人前で話ができない。
就職活動の苦労 あまり苦労しなかった
Q3 就職活動についての説明等 ・面接始めに「今日は緊張しています」と面接官に伝えることで、吃ることへの恐怖心を少しでも薄れさせた。・緊張して吃ることで逆に真面目で誠実な印象を与えることもあった。・話す以外の部分で少しでも堂々としているように振舞った。(背筋を伸ばし・姿勢良く・相手の目を見て話す)・整理できていないことを言おうとすると「上手く言えるかな」という恐怖心から吃ったので、台詞を何度も鏡を見ながら練習した。
仕事に就いてからの吃音による苦労 すこし苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 ・電話で言わなければならないこと(会社名・氏名・「お世話になっております」「お電話有難うございます」等の決まり文句)が言えなかった。・社員向け連絡事項を放送する係になり、上手く話せず吃り吃り放送することが再三あった。放送後の周囲の「何故言えないのか」という反応で余計追い詰められた。・電話セールスをすることがあり、顧客から断られたり叱られたりするだけで(上手く話せないからではないかと)自信を失い、電話に対して恐怖を感じた。/・
感想・アドバイス等 経理・庶務業務やPC入力業務は接客がメインではないので、悩みは他より少ないと思う。しかし電話や職場での会話からは絶対に逃げられない。逃げられないなら開き直るなり、練習するなり別の方法を探すしかない。私は自分が吃音であることで、相手の痛み・立場を汲み取る力を得たと思っている。そしてそれは仕事上や職場の人間関係を構築する上で何より重要なものだ。また少しでも自分に自信をつけようと自己研鑽を試みるし、何故吃るのかと自問自答することで自然に自分と向き合う時間を設け、結果自己分析をしている。何も考えない生活より、遥かに充実した時間を過ごしている。このように吃音によるマイナスだけでなく、プラスに目を向けると少し楽になる。現在も未だ吃音と格闘中だが、様々な事に挑戦し自分に自信をつけ、丹田呼吸法で乗り切っている。勿論恐怖心もあるが、だからといって殻に籠ってしまうのでは、自分が勿体無い。
記入年月日 2006/9/1

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