卸売業で営業として働く吃音者「森本さん(仮名)」へのインタビュー

脳科学で吃音を治されたあの「吃音モンキーさんのサイト」です。 どもりを改善するのに有益な情報がたくさんあります。 吃音をどうにかしたい!って方はここらへんの記事が参考になります。 ↓記事はここから↓

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 218
業種 卸売業
職種 営業
具体的仕事 産業機械販売の商社に勤務しています。
就職活動時の吃音 やや重い
現在の吃音 軽い
Q2 吃症状について説明など 子供の頃、連発性だった吃音が思春期と共に無口になり、最初の言葉がなかなか出てこない難発性になった。大学を出て商社に就職し内勤職に就いたが、毎日が苦痛だった。でも、結婚をして子供ができ、このままではいけないと思いはじめ、少しずつ良くなっていった。今から5年前に営業に転属となり人前で話す機会が増え、もう吃音から逃げられないと思い腹をくくった。それから行動が少しずつ積極的になり、症状がかなり和らいだ。
就職活動の苦労 少し苦労
Q3 就職活動についての説明等 会社訪問の際、どもって受付の女性に笑われたらどうしょう?と考えると恐ろしかった。面接では質問にどもらずに答えることばかりに注意を払い、頭が真っ白になっていた。ある会社の面接では、面接参加者10名程度でフリートークがあった。 自分からは何も言えず、当然その会社から採用試験に落ちた。
仕事に就いてからの吃音による苦労 非常に苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 電話を取るのはまだマシだったが、自分からかけるとき言葉が出ず、相手が「もしもし!」と言っているのに何も言えず切ってしまう無言電話を何度もしてしまった。 とても罪の意識を感じた。 仕事にも慣れ、自分の会社名が言えるようになるが、今度は自分の名前が言えない・・・そんな自分が腹立たしく、何度も辞めたいと思った。また、上司から朝礼発表を頼まれると、その日が近づくにつれひどく憂鬱になり、発表前日は眠れなかった。 発表直前になると、心臓がバクバクし手足が震え、一言一句がたどたどしく、周りから失笑が聞こえた。発表が済んだ後はいつもこの世から消えててなくなりたいと思った。 
感想・アドバイス等 商社に限らず、どの仕事に就いても電話の応対と人前でしゃべる機会は多々有ります。決して避けて通ることは出来ません。 逃げればどこまでも追いかけて来ます。自分の経験から言えることは、吃音を絶対に治すぞ!!と強く決意することが一番大事な事だとわかりました。そしてもっと大事な事は、自分が逃げていると気付いた時にそれに立ち向かう勇気を持つことです。すると、あんなに恐ろしかったのに、やってみると案外すんなりと話せてしまった自分に驚く事が有りました。この小さな成功体験の積み重ねで、少しずつ自分に自信が持てるようになりました。私もまだ完全に克服した訳では有りません。かつての私のように「死にたい!」と思うほど悩んでいる人にすこしでも勇気付けることが出来ればと思い、書き込みをさせて頂きました。
記入年月日 2008/4/13

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