官公庁で事務職として働く吃音者「太田さん(仮名)」へのインタビュー

脳科学で吃音を治されたあの「吃音モンキーさんのサイト」です。 どもりを改善するのに有益な情報がたくさんあります。 吃音をどうにかしたい!って方はここらへんの記事が参考になります。 ↓記事はここから↓

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

3

番号 211
業種 官公庁
職種 事務職
具体的仕事 郵政公社(郵便局集配営業課職員) (建設業、製造業の経験もあり:窯業関係。研究所で主に原料、製品の分析を担当(3年)。その後退職し、大手建設会社の建設現場で監督助手を2年経験。)
就職活動時の吃音 やや軽い
現在の吃音 やや軽い
Q2 吃症状について説明など 普段の生活では殆ど困らない。電話、公式な場での緊張による難発がある。郵便局の配達業務において、速達と書留および相手の名前が出にくいことがあるので、無理に出そうとせず、出ない場合は省略したりしている。
就職活動の苦労 少し苦労
Q3 就職活動についての説明等 最初の会社に入社する時、技術職として採用されるので、吃音は大して心配ないだろうと予想していたが、電話での業者とのやりとり、朝礼でのスピーチ、連絡・報告などさまざまな機会に不安が高まった。言友会に入る前のことで、誰にも相談できず、また不安な気持ちをコントロールできず病院の診断書を持って、休職することになった。結局、周りから引き止められたが退職した。入社時の面接では、面接官に答えるだけのことで、余り緊張することもなく合格することができたが、入社後、吃音を出していくのではなく、隠そうという気持ちが強かったために、逃げるような形で辞めざるを得なかったのは、辛い思い出として残っている。
仕事に就いてからの吃音による苦労 非常に苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 上記と重複するが、吃音に対するスタンスがあいまいで、逃げの気持ちが強かったために、毎日が不安で緊張の連続だったような気がする。先輩の職員に吃音のある人がいたが、相談しようとしなかった。ただ、どうどうと吃音を出している姿が何か羨ましくもあり、隠そうと思えば隠せる自分がまだマシのように思う反面、自分が情けないなあとか、卑怯だなあとかいう思いが交錯していた。
感想・アドバイス等 余り話さないで済む仕事をという思いで、現在の仕事に就いているが、どの仕事でもコミュニケーションの手段として言葉は不可欠なものであるということを再認識させられている。言友会に入り、大勢の吃音者と共に活動することで、私みたいに逃げるのではなく、勇敢に前に進んでいく人の存在を数多く知り、自分の中の負の部分に大きな影響を与えてくれたと思う。
記入年月日 2007/5/29

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*