官公庁で事務職として働く吃音者「松原さん(仮名)」へのインタビュー

脳科学で吃音を治されたあの「吃音モンキーさんのサイト」です。 どもりを改善するのに有益な情報がたくさんあります。 吃音をどうにかしたい!って方はここらへんの記事が参考になります。 ↓記事はここから↓

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 126
業種 官公庁
職種 事務職
具体的仕事 団体指導、法案審査
就職活動時の吃音 ふつう
現在の吃音 やや軽い
Q2 吃症状について説明など  自分の場合は、ゆっくり話すことや言葉を変えて話すことで少しずつ直っていったような気がします。自分がどもることを承知でわざと早口で話題をくるくる変えたり、からかうようなことを言う人は周りに何人かはいますね。何かの競争になったときに、どうしても人の足をひっぱることが優先されてしまうのは、特に自分の属しているいるような組織ではしょうがないのかも。もちろん現在でも、「急に言葉がでなくなる」、「ろれつが回らなくなる」、「どどどなど繰り返し音が出るということはあります。
就職活動の苦労 非常に苦労した
Q3 就職活動についての説明等  面接官にほとんど何を言っているのか判らないと言われたこともあります。面接が終わって、恥ずかしながら、男泣きしたこともありますね。
仕事に就いてからの吃音による苦労 すこし苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明  特に発言の場では新人の頃は苦労しましたね。緊張もしてるし。言葉が頭の中に浮かんでるのに、口がうまく機能してくれない。人間っていろいろいるもので、人がどもることで非常に苛立つ同僚、上司にあたったときは最悪でした。飲み会で「お前はどもりでしょうがない奴だ」と言われ、そのときは流石に激昂しましたね。そのあとに窓口に異動させられましたよ。見方を変えれば、上司の親心だったのかもしれませんが、苦労はしましたね。
感想・アドバイス等  まあ、役所(とは限らないでしょうけど)は口八丁なところはあります。一日中窓口業務を行う職場に配属になったこともあります。本当は、公務員ほど、「吃音者」のことについて敏感にならならければならないはずなのに(もちろん甘やかすということではありません)、自分の吃音について、明言暗黙のうちに侮辱されたこともあります。ただ、5年もいると自然と知識も増えるし、慣れてくるものです。最後は窓口の指導役になってましたよ。自分の経験から言えば、吃音は、吃音自体を直そうと思ってもなかなか難しいのではないかと。その属している組織なり集団の中で普通に自分の役割をこなしていく中で、少しずつほんの少しずつで良いから克服していくものだと今では考えています。吃音者は話すことに一生懸命な方が多いと思います。一生懸命に話す人の話を聞かなかったり、馬鹿にするような人は、吃音者以外の人にも軽蔑されていることが多いものです。自分の経験から言って、「吃音」自体を馬鹿にする人は、周りからも決してちゃんと受け入れられてません。社会や組織は色々な人間のいろいろな見方によって成立しています。吃音者もその例外ではありません。若いうちは絶望することも必要だと思いますが、決して自暴自棄にならないで。かならずあなたの真摯さをみてくれている人がいます。
記入年月日 2004/10/11

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