教育で元教員として働く吃音者「本田さん(仮名)」へのインタビュー

脳科学で吃音を治されたあの「吃音モンキーさんのサイト」です。 どもりを改善するのに有益な情報がたくさんあります。 吃音をどうにかしたい!って方はここらへんの記事が参考になります。 ↓記事はここから↓

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 229
業種 元教育(現在は年金生活)
職種 元教員
具体的仕事 元高校社会科教諭(現在は年金生活)
就職活動時の吃音 ふつう
現在の吃音 やや軽い
Q2 吃症状について説明など  い段が特に出にくい。次はあ行・た行、続いてえ段電話が苦手で、電話で済む用をわざわざ出向いてしていた。この10年、パソコン⇒メールが発達し、楽になった。
就職活動の苦労 ふつう
Q3 就職活動についての説明等  教師になった理由は、教育という活動への魅力という外に、「どもり」であることが大きく影響しています。 私は発語したときからのドモリで、就職活動をするときには20年間もどもっていたので、どもりに対する対応が身についていました。それは、「なるべく決まった言葉を言わなくてはならない場に自分を置かず、言葉を選んで話せる場で、自分の言い易い言葉を選んで話す。」ということです。教師は他の仕事より自分で言葉を選んで話せと思ったのです。そして、教師になって、どもる生徒の力になりたい、とも思い教職を選びました。
仕事に就いてからの吃音による苦労 すこし苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明  どもりにとって、教師の仕事の最大の問題は、入学式・卒業式の「呼名」です。16回、呼名をする立場になりましたが、最初の生徒ときは入学式・卒業式の両方共、次の生徒のときは入学式の呼名できず、他の人に頼みました。三回目から腹をくくって呼名しています。 卒業式のときは、生徒に「どもるかもしれない」と話して会場に向かいます。16回のうち、15回は無難に終わりました。たった一回、工業高校にいたとき、呼名の頭に言う『土木科』の『ど』が出ずに、長い沈黙が続きまし。「土木科を言わずに、呼名に入ってしまってもいい。」と度胸を決めた時、『土木科』という言葉がでました。
感想・アドバイス等  「ドモリの教師は弱い者の味方になれる!」 教師になったころの40年前は、どもりの生徒が学年に一人くらいいました。退職するころは、ほとんどどもりの生徒に気がつかなくなりました。私が変わってしまったのならむしろいいのですが、どもりの子が見えなくなる事情、例えば、どもりの子が引きこもって生きている、としたら・・・・・・ 「どもり」という語は差別語なのでしょうか。私はそうではないのではと思っています。差別語でないなら、世間が使う言葉を使わないのは『逃げ』ではないかという思いもあり、「吃音」という言葉をほとんどつかわず、「どもり」を使っています。
記入年月日 2009/12/1

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