教育で教員として働く吃音者「近藤さん(仮名)」へのインタビュー

脳科学で吃音を治されたあの「吃音モンキーさんのサイト」です。 どもりを改善するのに有益な情報がたくさんあります。 吃音をどうにかしたい!って方はここらへんの記事が参考になります。 ↓記事はここから↓

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 45
業種 教育
職種 教員
具体的仕事 職業は大学教員である。教員養成学部(障害児教育教員養成課程)、大学院教育学研究科修士課程(障害児教育専攻)の学生の教育、附属の臨床施設で言語障害児の臨床業務を行っている。
就職活動時の吃音 やや重い
現在の吃音 やや重い
Q2 吃症状について説明など 吃音症状には変動性がある。学生の個別指導時や臨床業務時には少ない。会議や授業時に頻出する傾向がある。主症状は、ブロックや挿入、随伴症状などである。
就職活動の苦労 非常に苦労した
Q3 就職活動についての説明等 就職先自体が希少である。たとえ募集があっても年齢など応募条件に合わない場合もある。博士課程まで進学して、ストレートで研究職に就けたわけではない。修士課程修了後、養護学校教諭として現場で経験を積み、短期大学助手を務めながら教育歴や研究業績を積み重ねた。現在の職場への応募時には年齢や業績の種類など、条件にかなっている部分が多かった。
仕事に就いてからの吃音による苦労 すこし苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 会議や授業では吃音が頻出している。会議では報告したい事項の要旨をペーパーにまとめたものを配付したり、授業でも配付資料や板書等を活用しながら仕事を遂行している。逆に、研究活動や、臨床業務の面では吃音経験が大いに役に立っていると思う。
感想・アドバイス等 学生の教育や臨床業務など非常にやりがいのある仕事である。が、事務的な業務、大学行政に関わる業務については、勤務年数を重ねるに伴い、責任あるプロジェクトや専門委員会等に配属される傾向にある。事務仕事と教育・臨床・研究に関する仕事との兼ね合いがたいへんになってくる。また地域貢献に関する仕事についても、要請があり、担当可能であればできるだけ出向するようにしている(研修会講師の仕事等)。大学院博士課程(博士後期課程)まで進学し修了(あるいは単位取得退学)後、研究助手等の研究職の口を探すルートと、修士課程修了あるいは博士前期課程修了後、現場で経験を重ねながら研究発表等を重ね、研究職に転職するルートと大きく2つの路がある。研究職としての最初の職場は、短期大学や新設の私立大学等で、教育歴や研究歴を重ねながら、より条件のいい国立大学等に転職していく教員も多い。就職にはもちろん“運”も大きい。が、時機がめぐってきた時にその“運”を掴めるよう人間関係も含めて日頃より地道な努力をしていくことが第一に求められるのではなかろうか。研究には時間と、もちろん常識の範囲であるがある程度のお金も必要である。例えばパソコン関係や関係する書籍代、学会・研究会等出席のための旅費等、ある程度の自己投資も覚悟しなければならない。
記入年月日 2003/4/13

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