広告業で専門職として働く吃音者「吉岡さん(仮名)」へのインタビュー

脳科学で吃音を治されたあの「吃音モンキーさんのサイト」です。 どもりを改善するのに有益な情報がたくさんあります。 吃音をどうにかしたい!って方はここらへんの記事が参考になります。 ↓記事はここから↓

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 253
業種 その他(広告業)
職種 専門職
具体的仕事 ソリューション&プロモーションプランナー。クライアントの営業活動や広報活動を促進させるために、その課題究明と解決方法を検討~提案し、実際の販促活動支援、啓発活動支援、イベント実施、その他関連する制作物のプロデュースなどを担当する仕事。
仕事経歴 スペースプランニングディレクター。店舗の内装・インテリアやイベント会場など空間の利用法についての企画(デザインや設計)と実務の手配と制作管理を行う仕事。
就職活動時の吃音 やや重い
現在の吃音 軽い
Q2 吃症状について説明など 最初の言葉が出ない症状です。年齢とともに症状は軽くなりしたが、職業上電話での交渉や打合せ、プレゼンテーションなど緊張する場面が多いので、いつも吃りの心配をしながら生活しています。電話応対は、環境に慣れるまでは未だに苦手です。
就職活動の苦労 非常に苦労した
Q3 就職活動についての説明等 大学は教育学部でしたが、一般企業に就職したくて、企業の採用担当者に電話をしましたが、なかなか上手く話せず、なんとか3社受けました。本命の1社は、とにかくコミュニケーション力を求められる面接でした。まずオフィスに勝手に入って行き、諸先輩をつかまえて質問を浴びせ、後で面接官にこんな質問をしてこんな答えをもらったという報告をするという面接でした。この面接で一度落とされた後、担当者に電話で食い下がり再チャレンジのチャンスをもらって、再度面接。今度は集団面接スタイルで、とにかく積極的に自己アピールするというものでした。吃っても何でも自己アピールは出来るもので、この会社に就職することが出来ました。吃音はバレバレでした。
仕事に就いてからの吃音による苦労 非常に苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 電話営業や飛び込み営業、飛び込み先での単独プレゼンなど。真っ赤になって汗かいてやってました。「何て言ってるんですか?」と言われることもありました。入社して暫くは全く成績が上がらず苦労しましたが、仕事に慣れてくると吃音者特有に「用意周到さ」が功を奏して、トップ営業になったりもしました。
感想・アドバイス等 「一つの問題に向き合い、じっくり解決策を考え、今までにない斬新な手法を提案する」「言葉でなく、見て分かる資料を分かりやすくまとめ、十分に準備してシンプルに説明する」という旨のことは、実は吃音者にとってずっと子供の頃から身についていることではないでしょうか?今は広告代理店に中で、様々なクライアントの要求に対する企画というカタチで上記のことを実践するのが私の仕事です。やりがいもあり、成功した時の満足度も高いと思っています。吃音というものを背負っているいる代わりに、そうでない人よりも優れた点や自信のある点が必ずあると思います。自分の「武器」を見極めさえすれば、吃音など霞んでしまう程度のウィークポイントでしょう。仕事上の付き合いのあるアナウンサーの方から上手く話すコツは「ゆっくり、はっきり、にっこり」を意識することだと聞きました。最後の「にっこり」がキモですね。
性別
年代 40代前半
記入年月日 2011/12/1

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