製造業で営業として働く吃音者「内山さん(仮名)」へのインタビュー

脳科学で吃音を治されたあの「吃音モンキーさんのサイト」です。 どもりを改善するのに有益な情報がたくさんあります。 吃音をどうにかしたい!って方はここらへんの記事が参考になります。 ↓記事はここから↓

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 242
業種 製造業
職種 営業
具体的仕事 新規開拓を主とした営業活動。反面、営業なのである程度自由に行動が可能。会社より渡された得意先は二社のみ。その他多くは電話アポイントからの新規先回り
就職活動時の吃音 やや軽い
現在の吃音 やや重い
Q2 吃症状について説明など 具体的には、ア行、カ行、タ行、ハ行あたりでつっかえる。幼少期のトラウマが原因だと思われる。母に叱責されたことがあるようで、それで言語形成が遅れたものではないかと。記憶にあるのは小学三年生の頃、先生の問題に自ら手を上げたにも関わらず声が出ず、皆の笑いものになったこと。分からないなら手を上げるなよ、と視線が刺さりました。(もちろん答えはわかっていました)友人関係は恵まれていると思います。多くを話せる友人は稀有ですが、信頼できる友達です。また、東京住みだが生活面においては殆ど支障がない。
就職活動の苦労 非常に苦労した
Q3 就職活動についての説明等 大変苦労しました。丁度グループディスカッションという討論形式の試験が流行っていました。性格が前向き?ということに加えユーモアもある方だったので、試験開始前の雰囲気を作るのは得意でした。しかし、いざGDが始まると話したいことが話せないのです・・・大手は受けたくとも受けるだけの精神力がありませんでした。結局試験方法を先に見てしまい、集団面接のものは避けました。(結局集団面接はあった訳ですがw)そして説明会にて声をかけてきてくれた今の会社と縁あって勤めています。筆記試験→集団面接→面接→面談という形で内定を頂きました。集団面接は落ちてもいいという覚悟で臨みました。趣味を聞かれて麻雀と答えましたw
仕事に就いてからの吃音による苦労 非常に苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 電話に最も苦労しています。最近はタ行の社名が出にくいのです。就職当初は殆ど気にならず、楽しくやっていましたが、ある時上司から「お前、おはようございますはちゃんと言え。はようございまっす!と聞こえる。」と指摘を受けました。自分なりに言いやすい方法でしたが、修正せざるを得なくなり(修正できませんでしたが)そこからやたらと気になり悪化してしまったように思います。彼は「お前、ドモリが苦しいのかもしれないけど笑ってごまかすな。社会人の自覚を持てよ!」と言っていました。何より残念だったのはその上司というのは、就職する際の最終面談で「私は吃音をもっているにも関わらず営業をしようとしています。それでもよければ宜しく御願いします」との告白に彼が「私の後ろでカバン持ちをしていれば大丈夫(笑)」と言っていたのです。。。
感想・アドバイス等 特に男性に多い症状ですし、決して楽な仕事はありません。※女性の場合、容姿さえよければパソコンの単純打ち込み業務などの手があります。社会は大変です。しかし、向き合っていかなければいけないのもまた事実です。加えて(私の上司のように)心無い人間も少なくないです。自らの心に折り合いをつけて、適度にサボり適度に働く。ちなみに現在の私は会社名もろくに発声できない程度になっていますが、それでも新規先は取れています。要点を抑え、攻める先には何があっても攻め込み、そうでない先では根を詰めない。別に吃音者に限ったことではないですが、これくらいの心構えでいいと思います。ただ、結婚はできるのかなあと不安に苛まされます。みなさん適度に頑張りましょー
記入年月日 2010/10/24

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