製造業で事務職として働く吃音者「野村さん(仮名)」へのインタビュー

脳科学で吃音を治されたあの「吃音モンキーさんのサイト」です。 どもりを改善するのに有益な情報がたくさんあります。 吃音をどうにかしたい!って方はここらへんの記事が参考になります。 ↓記事はここから↓

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 120
製造業
職種 事務職
具体的仕事 メーカーの指定店で事務をしています。仕事の内容は、経理(伝票整理等)書類作成電話応対(主に受けるほう)来客応対など。(その前は、パソコン教室でインストラクターをしていました。仕事内容は、受講生からの質疑応答。電話応対、来客応対、売り上げ管理、書類作成など。その他、人材派遣の紹介で短期のバイトや大手メーカー関係の会社で事務をしました。)
就職活動時の吃音 ふつう
現在の吃音 ふつう
Q2 吃症状について説明など  私の両親共、吃音者です。私も吃音者ですが、比較的軽いほうだと言われました。 日常会話はできますので、今までに誰からも吃音者と気づかれた事はありませんし、その事でいじめられたこともありませんでした。学生の時、授業中に音読を指名されてもなぜかスラスラまではいかないにしろきちんと音読できましたし、短大の卒業式では答辞を大勢の前で読むこともできました。 しかし、就職後は吃音で悩み始めるようになり、いくつか苦手な言葉があるのですが、その言葉を言わなくてはならないという時、なかなか言えなくて苦労してきました。基本的にタ行は苦手です。その為、タ行の苗字の方は呼びづらい時があります。もしかしたら私が気づかないだけなのかもしれませんが、今までに吃音者の方に出会った事がありません(両親外)
就職活動の苦労 あまり苦労しなかった
Q3 就職活動についての説明等  就職活動時は、比較的緊張状態にあるので、普段から話しづらい言葉・単語はおそらくもっと話しづらいだろうと思っていましたので、なるべく他の言葉を繋げて話すようにしていました。職種についてはあまり深く考えず、まず自分のしたい事をやってようと思いました。もしダメなら転職すればいい、と考えていました。
仕事に就いてからの吃音による苦労 すこし苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明  一番最初に就いた仕事では、電話応対にすごく苦労しました。(電話を受ける時、会社名が言えないので)その事で自信をなくしてしまいました。仕事中でのお客様との会話(電話以外)では、ある程度を言葉を選らんで話していましたので、それほど苦労はしませんでした。言えない単語。言葉・表現は違う言葉に置き換えて話すようにしてきました。
感想・アドバイス等  就職は学生の時とは違い「逃げ」が利かない状態にある為、大切な言葉を発する時、苦労されるかと思います。また、就職活動は緊張するし、不安も本当に大きいと思います。 私は学生の時、就職活動中で、心がけたのは、まず「笑顔」と「ゆっくり話す」ことでした。仕事を就く際に面接は避けて通れないものです。本当にこの会社に入りたい、この仕事に就きたい、と思ったら面接官に「これがしたい・この会社に入りたい」と自分のできる範囲で言葉で気持ちを伝えることが大事だと思います。 私の場合前職のインストラクターはどうしてもしたかったので、面接の時に、面接官の方に「この会社の募集を見た時に運命だと思いました」と言ってしまいました。面接官の方は笑っていましたし、実際その会社には入社できました。 事務職を希望される女性の方へ。私は会社を選ぶ際に、まず電話応対で自分の会社名が言えるかどうかで決めました。私は吃音が軽いので、会社名が言えればあとはある程度上手く話せるからです。笑顔と強い気持ちで就職活動に臨むことが大切だと実感しています。それと自分の持てる武器(資格など)は最大限に生かして頂ければ、と思います。
記入年月日 2004/6/20

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