製造業で技術職として働く吃音者「藤田さん(仮名)」へのインタビュー

脳科学で吃音を治されたあの「吃音モンキーさんのサイト」です。 どもりを改善するのに有益な情報がたくさんあります。 吃音をどうにかしたい!って方はここらへんの記事が参考になります。 ↓記事はここから↓

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 52
業種 製造業
職種 技術職
具体的仕事 婦人服ユニフォームの製造の生産ラインで、上着のポケット作りをしてます。
就職活動時の吃音 軽い
現在の吃音 やや重い
Q2 吃症状について説明など 難発性の吃音で、難渋してる間が長くなりました。予期不安から来る吃音もあり、不安感がないと不思議なほど良く喋れます。
就職活動の苦労 非常に苦労した
Q3 就職活動についての説明等 これといって、やりたい仕事がなかったというのもありますが、私の就職活動時期は、バブルの頃で、失業業率が、今よりはるか少なく2%ない時期に、就職できませんでした。学生の頃から数えれば、約3年ぐらいで50社近く受けたと思います。夜間に食品工場でのアルバイトをしながら、昼間、就職活動をしてましたが、思うように出来ず、被服関係の学校に行ってたこともあり、母のアドバイスで縫製工場の正社員として働くことになりました。私としては、抵抗がありましたが。
仕事に就いてからの吃音による苦労 すこし苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 毎朝朝礼があり、その時に、気合を入れるための発声が、日替わりであり、「今日も一日頑張ろう!」と一人ずつ言わなければならない時や、生産ラインで、自分のポジションの前後の人に、または上司に言わなければならない時に、辛い思いをしたことがあります。挨拶が突然言えなくなったりしたこともありました。
感想・アドバイス等 吃音だからということで、殆ど喋らなくていい仕事で、単調で単純な仕事を選んでしまったのですが、人間の器官は使わなければ退化するもので、13年近くもこの仕事をしてたら、話す力は、本来に比べたら落ちてきたし、吃音もひどくなりました。吃音の悪化は、毎日、単調な生活をしていたため、十分眠れなくなりうつ病になったこともあるのですが。生活のために働くのは吃音にも良くないですが、今のご時世、やり甲斐のある仕事を見つけるのは難しいようにも思えます。言友会では、就職活動の時に吃音者宣言をしたほうがいいとの考えもあるようですが、私も実際そういう風にしてみたのですが、「うちはそういう人はいらない。」と言われた事があります。吃音者宣言をすることが必ずしもいい結果を招くわけではないと思います。吃音だからと話さないでいい仕事には、できるだけ就かないほうがいいと思います。吃音であっても話をする仕事をあえてしたほうがいいように思います。しかし、職場の上司などから吃音を治すよう、そうでなければ辞めるよう言われてしまうようであれば別ですが。(これは私の実体験で、販売の仕事をしてた時、たまに出る難発性の吃音に上司がそう言ってきました。)やはり何か資格をもってれば強みになると思います。
記入年月日 2003/5/9

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