福祉施設で専門職として働く吃音者「久保さん(仮名)」へのインタビュー

脳科学で吃音を治されたあの「吃音モンキーさんのサイト」です。 どもりを改善するのに有益な情報がたくさんあります。 吃音をどうにかしたい!って方はここらへんの記事が参考になります。 ↓記事はここから↓

吃音者の方へのアンケートを元にした集計です。実際に吃音者の方が働かれているからといって、吃音者にとって最適な職場とは限りませんが参考にしてください。なお、業種はもちろん、職種や吃音の重度によっても検索できます。

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番号 223
業種 福祉施設
職種 専門職
具体的仕事 知的障がい者の療育及び生活支援。(結婚式場のフロント業務等の経験もあり)
就職活動時の吃音 やや重い
現在の吃音 やや軽い
Q2 吃症状について説明など 5歳の時に吃音が始まり、23年たった今も吃音と共に歩んでいます。緘黙に近い状態が3年近く続きましたが、今は随分改善されています。自ら荒波にもまれボロボロになり立ち上がれないくらいのショックを受けることもしばしばありましたが、それも今の自分につながっているような気がします。特定の言葉は出ませんが、前後に言葉をつけることで乗り切っています。現在職場では喋り方が不思議な変わり者的な存在のようです。
就職活動の苦労 非常に苦労した
Q3 就職活動についての説明等 新卒の時は全滅でしたが。その後は割りとスムーズに受かっていってました。ワタシは面接時にカミングアウトしてました。これをなくしては自分を語れないので。それでも採用してくれるのなら精一杯やらせてください的なことをいってたような気がします。
仕事に就いてからの吃音による苦労 非常に苦労
Q4 仕事に就いてからの苦労の説明 結婚式場で勤務していた時は非常に苦労した。書いてあることを、必ずそのまま言わなければならない。また言葉の間合いや声のトーンも指定があった。どもることは許されない業界であり、心労からか体調を崩し退職。現在は障害関係の仕事に就き4年目を迎える。初めは特定の利用者の名前が呼べず苦労したが、前後に何か単語をつけることで何とか乗り越えている。出席を取ったり、内線電話も取らなければならないこともあるが、自分のペースで間合いを取ることで喋れるようになってきたように思う。割とアバウトで、答えは一つではない職業だから、あってるのかもしれません。
感想・アドバイス等 長い間、吃音に囚われ、吃音を呪い、吃音と言う重圧につぶされそうになりながら、何とか歩いてきたように思います。ワタシはどもります、吃音者ですと開き直った時、初めて肩の荷が下りた。笑われることを許せる自分がいた。大切なのはきれいにしゃべることでは無く、気持ちがこもってこそ言葉です。これに気付くまで長い時間を費やしましたが、今はどもる自分を誇りに思えます。障がいのある方の中にも、言語障害を抱えるかたはたくさんいます。自分がどもりながらでも必死で喋る姿が希望になれていたことを知った時、このままでいいんだなと初めて思えました。一生懸命な姿は、見ている人はしっかり見てくれています。出来なくてもやる姿勢が人の心を動かすこともあります。吃音があることは不便だけど、不幸ではないように思います。
記入年月日 2008/9/2

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